竹嶋 修一郎
第1回すこやか幼児審議会
その後の午後5時30分からの第1回すこやか幼児審議会ですが、まず議長に池嶋委員が、副議長に関川委員が選ばれ議事が始まります。
今回のこのすこやか幼児審議会では、守口市の市立幼稚園及び市立保育所に係る基本計画案が我々委員に対して諮問され、それを協議していくという流れとなります。会議の公開について、傍聴について、会議録の作成について話し合われ、会議は公開、傍聴は認める、会議録は全文筆記との事となりました。そして本題に入ります。
このような市立の施設を廃止したりする諮問に市民の方々を加えていいのかという質問に対して、他の市でも同様の諮問が行われているので問題ないとの事。
またいつの間にかこのように市立の幼稚園、保育所を減らす計画となっており、議会として承認した覚えはないとの意見。これには事務局からは平成23年の審議会ではここまで具体的な表記はなかったかもしれないが、守口市のエリアを3つに分けてなど子供子育て会議などで話し合ってきた結果を踏まえたものであるとの説明がありました。
そしてこの計画案が私立幼稚園、保育所のいい点ばかりをクローズアップし、偏ったものに見えるとの意見。確かに私もこれを読んだときそう思いました。第三者からの意見というか、市主体の観方からではない、市民からの目線のものがあれば良かったとの意見がありました。
そのほか市立の先生は年長者が多く、人件費がかかるがその分高いクオリティーの保育を提供出来るとの意見がありましたが、私はそれには納得出来ませんでした。長年やっているからと何も学ばない先生より若いけども熱心でよく勉強をされている先生もおられると思います。一概に年数が長いからとよいものであるかは判断できないと思います。公立が果たすべき責任も当然ありますが、それに胡坐をかいて民間がしている努力を怠ってはいけません。市立の方が良いとなれば、もっと入園及び入所希望者が集まるのではないでしょうか。その辺がこれからの話し合いの論点となってくるものと思います。