竹嶋 修一郎
第5回もりぐちしすこやか幼児審議会
遅くなりましたが、8月31日に第5回もりぐちしすこやか幼児審議会が開催されました。
相変わらず、各委員からは、自らの体験を交えた、公立の幼稚園・保育所の良い所の発表会。中には、全く同じ発言を、3回もされている方もおられました。その場合、議長が以前にも、同じ発言があったと、発言を制する必要があります。それもされない。当然、内容が深まって行くこともない。ただみんなが、好きな事を言うだけに徹した会でありました。
また各委員も、自分の地域の事ばかり発言し、守口市民全員の利益を考えた発言をされる方は、ほとんどいなかった。残念です。最低限、市議会議員は、守口市民全員の代表なのですから、守口市民全員の利益を考えなくてはならないと思います。
私は、公立幼稚園、保育所がいらないとは言っていない。障がいを持たれている方々の為等、セイフティーネットとしての役割もあり、現状では必要であると思います。ただ残すには、残す為の必然が必要です。守口市民の多くが、私立の幼稚園、保育所を望んでおられるというのが、現実です。公立の幼稚園、保育所は、その存続の為に、私立にはない面をもっともっと努力して伸ばして、私立を凌駕していていく。そしてたくさんの児童を集め、たくさんの利益を出せば、誰も文句は言わない。ただ利益だけで、考えてはいけない無い事もあると思いますが・・・。
残すのは簡単です。今あるものを残せば、誰からも恨まれる事も無い。ただどこからお金を持ってくるのか。当然、その財源などなく、みなさまからの税金からとなります。ですのでこの話は幼稚園、保育所に通われている父兄の方達だけの話ではなく、守口市民全員の話なんです。
この審議会は、次回、9月9日の第6回で最終回となり、答申が出されます。みなさまもどうか、その内容に関心をお持ちください。