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  • 執筆者の写真竹嶋 修一郎

会派視察2日目飯塚市


8月22日は、会派視察2日目。福岡県飯塚市です。「公共交通について」学んで参りました。飯塚市役所は昨年の9月に新庁舎が建ったばかりの、とても美しい市庁舎です。


飯塚市は、平成18年の3月に旧飯塚市、旧穂波町、旧庄内町、旧頴田町の1市4町が合併した市であり、当初は旧4町のコミュニティ交通の運行を引きついでいましたが、平成20年に「飯塚市地域公共交通総合連携計画」を策定後、平成21年には定時定路線型のコミュニティバスの実証検証を開始(全11路線、運賃100円)。平成22年には11路線から13路線に。平成23年には「飯塚市生活交通ネットワーク計画」を策定。平成24年には13路線から3路線に(運賃200円)そしてデマンド型予約乗合タクシー(8地区11台体制、運賃300円)の運行を開始されました。その後、街なか循環バスなど導入されましたが、平成30年3月に「第2次飯塚市地域公共交通網形成計画」策定し、現在は、コミュニティバスと街なか循環バスを統合し、コミュニティバスを全4路線体制に運行されています。

飯塚市は、旧飯塚市のような都心部と、筑豊地区などの山間部が混在する地域であります。特に山間部では、病院に行ったり、買い物をしたり、生活の多くを公共交通に依存している状態です。このコミュニティバスとでデマンドタクシーをよりうまくマッチングする事による交通網の整備を考えておられます。


守口市にとっても大事な問題です。民間バス路線の廃止などにより、守口市のような都心部でありながら、買い物ができないようなお年寄りが増えております。この状況をどこまで市が面倒を見て行くべきなのか。市民からお預かりしている税金は無尽蔵に湧き出て来るものではありません。民間の力を借りて、買い物バスやコンビニによる食料品の配達など、民間に出来るものは任せて、最低限の交通はコミュニティバスで担うという状況がいつまで続けられるのか。これからも真剣に取り組んで行く問題であると思っております。


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