竹嶋 修一郎
福祉教育委員会視察1日目大田区
8月23日、24日は守口市議会の福祉教育委員会の視察で、東京都大田区、静岡県静岡市に行ってきました。



まず8月23日は、東京都大田区に子どもの貧困対策として、「おおた子どもの生活応援プラン」について学んで参りました。

厚生労働省の国民生活基礎調査によれば、平成24年時点の子どもの相対的貧困率は16.3%、平成27年時点では13.9%であるとの事。この何もかも不自由なく暮らせる現代で、貧困なんて存在する事も信じられませんが、実際にそのような子ども達は存在します。貧しくてご飯が食べられらないのではなく、親の事情や様々な事が原因で、十分に食事をとれないのです。そしてその子たちにとっての居場所が無かったり、真剣に相談に乗ってくれる大人が身近にいない事により、非行に走ったり、引きこもりになったりしたりしているのが現状です。


そのような子ども達の受け皿を作るべく、大田区は全国で初めて子ども食堂(気まぐれ八百屋だんだん)を作りました。また学習支援の取り組みとして、NPOが運営する学習塾「自由塾」や、てらこや@こらぼ等、区の事業としてだけでなく、地域の活動として団体が活動しております。


大阪府も、「子どもの貧困対策」にたくさんの予算を計上しておりますので、守口市は現状、ほぼ子どもの貧困対策に伴う事業が無いので、積極的にこの事業に取り組んで頂きたいものです。
