竹嶋 修一郎
寺方南小学校と城北朝鮮初級学校との交流会
ツィッター上でご指摘頂いておりました、守口市立寺方南小学校と城北朝鮮初級学校との交流会について、当日の交流会に出席して参りましたので、報告と感想を書かせて頂きます。
まずは体育館で、寺方南小学校の5年生と城北朝鮮初級学校の生徒が、日本語と朝鮮語での自己紹介と、お互いの生活についての質疑応答をし、その後みんなで世界の遊びをする。コマ回しやバンブーダンス、中国のヨーヨーのようなもの、韓国のコマ回し等です。子ども達は、国の違いなど関係なく各々交流されていたように感じました。
終わると城北朝鮮初級学校の生徒は、5年生の6年生の各教室に別れて給食を食べて、お昼からは、寺方南小学校の全校生徒と城北朝鮮初級学校との交流会が始まりました。まずは各校長が挨拶し、寺方南小学校の生徒によるエイサーや城北朝鮮初級学校の演舞、そして朝鮮の歌の合唱などが行われて、交流会は終了しました。
あくまで私見ではありますが、交流会については、わずかな偏向は見られますが、特筆すべき問題は無かったと思います。ただ寺方南小学校における教育内容において、朝鮮についての学習が、他の市内の学校より、濃密なのではないか。たとえば、一緒に全生徒で歌った朝鮮の歌ですが、寺方南小学校の生徒がほぼ歌詞を見ることなく、歌っていました。アメリカの歌や中国の歌、ブラジルの歌を歌うことなく、朝鮮の歌をすらすらと朝鮮語で歌う日本の生徒の姿を見て、違和感を感じました。
今回の事で、ご父兄の皆様が、自らのお子様の教育について、これほど興味を持って頂いる事に、私はうれしく思っております。と同時に現状を変える為には、莫大なパワーが必要なんです。私も議員として、続けて教育員委員会に、現状の問題の改善について訴えて参りますので、ご父兄の皆様も、どうかお子様の教育についての問題点を、ご近所の方々、お友達、PTAの皆様で話し合い、意見をまとめて、学校へ訴えください。もちろん私が出来る事があれば、そのお手伝いをさせて頂きます。
守口の未来をつくるのは、子ども達です。子ども達を大切に育てるのが、私たち大人の役目です。